記事一覧

Day38

「厘子の姿が見当たらないようだが……海に遊びに行ったのか?」
「アルバイトだそうです」
「は?」
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Day37

夏と言えば海。

雪国生まれだから暑いのは苦手だけれど、青い海と白い砂浜、焼けるような太陽の下でよく冷えたビールなんて最高じゃない。
だから海に行こうよ。


……と、のるくんに言ったら、とてもとても嫌そうな顔で、「涼しい研究室にいたい」と言われた。

そんなだから年中真っ白なんだよ、引きこもり研究者め。

Day36

 七夕はこれといって特別なこともなかった。
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Day35

「クラストさんが壊れた」
「は?」▽Read More

Day34

 サザンクロス、と名乗った奴らはやけに派手に散っていった。
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Day33

「リンリンは魔法使いになりたいの?」
 白衣の悪魔ことノルくんがそんなことを無邪気に聞いてきた。▽Read More

Day27

 気が付けば、爽やか胡散臭いメガネのノルくんと、寡黙だけど時々変なことを口走るクラさんがいなくなっていた。
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Day25

 きんぴかのかがみをてにいれた!(ぺっぺれー)
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Day11

 あるところに一匹のうさぎさんがいました。
 うさぎさんは道のそばでしくしくと泣いていました。
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Day10

「巫女服ですね」
「巫女服ですね」
「クリスマスプレゼントがこれとはまた斬新な」
「……まあ、正月も近いから無しではないわね」
「しかし貰ったところでどうしろと」
「クラさんが着れば?」
「男」
「そういう人もいるらしいじゃん」
「そんな趣味はない」
「じゃあどうすんのさ」
「鑑賞用と書いてあるが」
「貴様は布きれ見るだけで満足か」
「いやだからそういう趣味はないと」
「くれた人に誠意を見せよう」
「お前が着ろ」
「お断りします」
「ならばこれはどうすれば」
「ノルくんに着せたら?」
「……着るのか?」
「バニースーツ着たことあるって聞いたけど」
「……」
「どうしたの?」
「いや、ちょっと色々思い出してな」
「まさかクラさんも着たことあるの?」
「……」

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