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父と子の往復書簡・36日目

時計 2008/04/15

メモ帳によれた字で書いてある…

六日目

また菅原君たちとはぐれた。
明日で一週間経つとは言えまだこの島には慣れない。
独りでは不安だ。

そういえば菅原君はイディアさんからチョコレートを貰ったようだ。
しかし彼女には本命がいるようだから思いっきり義理なのだろう。
たとえ義理でもいただいたことには変わらない。
彼女への三倍返しは大変そうだ。
成功を祈る。

そういえば僕も式村さんにお返ししないといけないか。
エレニアさん用に作った葱チョコ余ってるからこれで、というわけにはいかないよね。

はぐれてしまった二人を探しているうちに妙な声が聞こえてきた。
何事だろうと思っていると、奇妙な人物が現れた。
つるりとした肌に色のない瞳、そして表情がない顔。
襲われそうな予感がします。
泣きそうです。
人外はザッハくんたちだけでいいです。

メモはそこで終わっている…




「零の合格発表もそろそろか……」