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父と子の往復書簡・51日目

時計 2008/08/21

お父さんへ

お元気ですか?
お盆も過ぎ、そろそろ夏も終わりに近付いているのではないかと思います。
季節の変わり目は体に注意してくださいね。

お手紙サボっていてごめんなさい。
十和子さんにも迷惑かけてしまったようで、本当にごめんなさい。
筆を取れるような状況じゃなくて、十和子さんへのメールもなかなかできませんでした。
えっと、こっちが忙しいとかそういうことじゃなかったんだけど、
立て続けに色んなことがあって落ち着かなかったの。
もう大丈夫だから心配しないでね。

お盆はいつものように本家に帰ったの?
私もそっちに行きたかったな。
去年一年間は受験勉強とか島の探索とかでも行けなかったんだよね。
この島での探索が終わったら一度ご挨拶に行きたいと思います。
本家のみなさんによろしくお伝えください。

ではまたお手紙します。


* * *
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ロマンチックサマー

未分類 2008/08/14

OK、前置きは無しだ。


練習試合。

肝心のフォービット避けられてるじゃん!!

フルブルーム*2、電光石火*2、ヘイスト、ロケスタで4回行動。
鈍重Lv2ついて3回行動。
ヘイストをインカンテイションに入れ替えたら更に+1を期待。

ところで、零がナンパされてるのは気のせいですか。


今回の闘技大会はザッハきゅんと一緒です。
わほーい。
むにむにするよ! むにむに!

父と子の往復書簡・50日目

時計 2008/08/13

From: Towako Aonagi
To: Rei Aonagi
Subject: 連絡
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零へ


元気?
忙しいかもしれないけど、壱哉に手紙書いてやって。
あんたの父親、「零から連絡がない」って
毎日毎日うちに来るからウザい。
今のまま放置しておくと、不安が募って
そっちに行ってしまうかもしれない。
私でもあれを抑えておくのには限度がある。
フルパワーで精霊使われたら誰も太刀打ちできないよ。

とにかく一筆でも一言でもいいから連絡ください。
零と私たちの平和のためにも。
よろしく。


蒼凪十和子

真夏の条件

未分類 2008/08/08

シャウトしすぎて喉が死に、酒は何杯飲んだかわからない。
いやはや。
……歳食ったせいか、体の回復が遅い。
そんな調子なので今回は簡単に。


・練習試合、まさかの勝利。
(クイックヒールのWAIT減少効果に助けられた感じ)
・チーム全員、風の宝玉ゲット。
(ぱんでもって当たるんだなぁ… 七緒さんのへかとんは割と回避されてるのに)
・練習試合申し込むとか、して、ごめ、ん……orz

父と子の往復書簡・49日目

時計 2008/08/07

 一寸先は、闇。

 森の中を縫う一本道。遠くから流れてくる海風にざわめく木々。
 見上げた天は、黒い枝葉の間に覆われている。

 月もなく、星もなく。
 純粋な黒。
 先に伸ばした手は見えなくなる。

 以前にもこんな闇に包まれたことがある。
 記憶にはないが、身体が覚えている。

 噛み締めた奥歯を緩めると、情に掛けた閂も抜け落ちてしまいそうだ。

 魂が震えている。
 両腕両脚が戦慄く。

「ゼロゼロぉ~? どうしたぁ~?」
 間延びした声に意識を引かれ、彼女は手元を見下ろす。
 不思議と身体の小刻みな震えも止まった。
 腕の中には、空の僅かな光を映す、紅い紅い瞳。
「早くみんなのところに行こうよぉお!」
 触り心地の良い柔らかな腕が、彼女の胸を叩く。

 そう。今はもう、一人じゃない。

 隣にはいつも誰かがいた。
 心配性の父親がいて、
 姉代わりの女性がいて、
 学校の同級生がいて、
 いつも陽気な人間じゃない友達がいて、
 マイペースな親友がいて、
 頼りになる仲間がいて、
 大切に想う人がいた。

 だから――

「うん、行こっか」
 そっと目尻を拭った。
 闇の中で顔が見えていないことを祈りつつ、森の出口へと急ぐ。

夏の魔物

未分類 2008/08/01

音楽とビールが私を呼んでいるんだ…

というわけで、旅行の荷造りしたいのでさっさと書く。
週末三日間はひたちなかでボクと握手!
(赤と黄色のラバーバンドつけてるので、見かけたら指差して笑うなりハイタッチするなりしてやってください)

はいはい、48日目。

■練習試合
対LSY戦。64ターン終了。
細かい反省は後でするとして、なかなか興味深い結果に。
とりあえず、ダークシードやめるってのと、弓の人自重。
いや、これホントに後でちゃんと見直してお勉強しないと。
でないと、「リーダー=戦略戦術担当、私=ネタ担当」の図がはっきりとできてしまう…

■本編
遺跡内戦闘はコルトさんがぶいぶい頑張ってます。
やることないよ!(´∀`)

次回、エリザ戦。
どうしようね?

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父と子の往復書簡・48日目

時計 2008/07/31

零へ

暑い毎日が続きますがお元気ですか。
お父さんは、まあ、ほどほどに元気です。
まだ長期の仕事が見つからないので、お盆には実家に帰ろうかと考えています。
本当は帰りたくないけれど、いつまでも十和子さんの家で家政夫やってるわけにはいかないからね。
次にまとまったお金入ったら家にもエアコンつけようか。
エアコンを発明した人は素晴らしいと思います。

そちらはいかがですか。
遺跡の中も一応は屋内だから熱射病の心配もないだろうけれど、体調には充分気をつけてください。
体が弱ると心も弱るからね。
そういう時は無理はしないでゆっくり休んでください。
何かあったらお父さんに相談してください。
お父さんに言いにくいことだったら十和子さんでもいいよ。

今年もみなさんでどこかに行くならいい思い出作ってください。

追伸:
浴衣着てもいいけれど、菅原君には近付かないように。

父より

抜けた魂回収して再装填

未分類 2008/07/19

来週は更新お休み。


[休暇届]
期間:7/21(日)~24(木)、8/1(金)~8/18(月)
理由:PL夏休みのため

例年恒例、夏のアレ。漫画祭じゃなくて音楽祭のほう。それと帰省。
この期間は連絡が付きにくくなるかと思います。
緊急連絡等は某SNSからお願いします。
とりあえず携帯から見ることだけはできますんで。



以下、今回の更新雑感。

■練習試合
人間爆弾どんだけ弱くなったのよ?という実験回。
結果→反射されて自分涙目。
4つ付いたうちの道連は2つだけ発動。微妙…

それよりもホロロギウムがステキすぎ。
非接触時の付加効果の消去とか変換は反撃しようがないから怖い。

ラス・アルグルの試し打ちでも良かったかな。

次の練習試合、チームのPT5つのうち4つが同チーム対決。
こちらは対LSY。
い、イディア様にしばかれるっ!?(´д`*)


闘技大会
別ゲームの継続してたらいきなり「戦術よろしく☆」と言われて鼻水吹いた。
物魔の扱いがよくわかってない人に丸投げとかチャレンジャーすぎるよ…
そして結局はリーダーが提示していたベースの案を改変しただけだったという。

そんな身内話はともかく、結果はご覧の通り。
もうちっとスマートな戦術もあったかね。
紫電一閃弱化と言えど、やっぱ離脱前のあの連撃はイヤだなー
見た目が精神的によろしくない。

フォルトゥナしぶとい。
アナスタシアさんの剛拳がLv20だったら引き分けだったんじゃないかな。


ところで、コルトさんは器用上げてるんだからもう少しクリティカル出てもいいよねと思ったりした。


行動回数についてはどうなんかね。
電光石火*2+ハーシェアー+ロケスタで4回。
うーん…たしかに5回動いてもいいような気がしなくもない。
高速魔術とってから考えようか。

これからの成長プラン考えてみると、上位枠が足りなくなりそう。
生産系切ってもいいかなー


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父と子の往復書簡・47日目

時計 2008/07/18

 誰の目から見てもそれと明らかであるのに、認めないのは本人だけ。
 己の気持ちに鈍感であるとか、気付いていても肯定したくないとかそういう話ではない。
 初めて抱く思いに戸惑いだけが強くあり、どうしていいかわからなかった、が正解なのだ。

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Viva la Vida

未分類 2008/07/13

……何を書こうとしたか忘れた。

ひとまずこれ。今回の日記の完全版。

遅れてやってきた七夕話です。
星祭イベント知ってたらそっちにネタ回してたのにーと後悔しても後の祭り。
遺跡外在留者を見ていたら、知ってる名前を見かけたので何人か勝手にお借りしました。
いつの間にか一人で祭状態。
一応どっかで面識ある人というのが基準ではありますが。
ザッハきゅん、リベカち、メイリさん、式村嬢、ナコさん、つみさん、珊瑚さん、エリカたん、イディア様、オウミさん、そしてPMさんお二人、すみませんでしたありがとうございましたー!

結果のほうに載ってるのは編集したシリアスバージョンですが、完全版は……まあ、そういうことで。


ってことで、雑感。
戦略戦術的なお話はリーダーがやってくれると信じてる。

■本編
生産ミスなし! 素晴らしい! まーしゃるさんすげぇ!
毎回言ってる!!!
orz

>珊瑚(966)に、 梅 から 赤と青の石で出来た携帯ストラップ という 装飾 を作製してもらいました。(- 130 PS)

メ○モちゃん?とか思った私は歳がバレるから黙っておいたほうがいい。
経緯を読むと、珊瑚さんが気遣いの人で男前すぎてそっちに惚れそう。


闘技大会
槍つよい。こわい。
ボッコボコにされました。

だが私は謝らない。

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父と子の往復書簡・46日目

時計 2008/07/11

 ――島ではない何処か。

 今日は早く仕事が終わった。いつもなら常連となった店で一杯やっているところだが、この日ばかりは誰かに会いたかった。誰かに優しくしたい気分だった。家族でもいい。友達でもいい。数年来顔を見ていない古い友人に電話をしてもいいだろう。とにかく上司同僚以外と話したかった。そして今日の首尾を聞いてもらいたかった。
 本当に誰でも良かった。それこそ社食のおばちゃんでも駅員でもはてはご近所のポチまで。
 だけど今夜の彼女は弟分を選んだ。やはり明確な理由もなかった。
 手土産のケーキと自分用のビール缶を駅前で買い、夕暮れの町を歩いていく。自宅に帰るばかりであれば寂しさばかりが募っていたことだろう。けれど、誰かの家に向かうと思えば足取りが軽くなる。たとえ疲れ果てていたとしても。相手が十歳下の従弟だとしても。
 従弟の家は郊外にあるアパートの一室だ。鍵を貰っている十和子は断りなく入っても良いのだが、一応インターフォンを押した。勝手知ったるとは言えどここは人の家。最低限の礼儀は必要だ。すると、
「十和姉だよね? 鍵開いてるから入ってきて」
 いつもにこやかに出迎えてくるはずの声が、部屋の奥のほうから聞こえた。
「あんた何してんの?」
 部屋に入るなり十和子は呆気にとられた。狭いベランダで従弟の壱哉が笹竹を背負っていたのだ。
「ん、ちょっとご近所から貰ってきた」
 夕闇迫る町並みを背景に、青年が笹を背負っている姿は異様に見えないこともない。怪訝な顔をする十和子に、
「今日は七夕だよ。忙しすぎて日付も忘れちゃった?」
 壱哉は苦笑してみせた。そういえば駅前商店街を抜けてくるところで七夕飾りを見たような気もする。どことなく街が華やかに見えたのもそのせいだったかもしれない。
 壱哉は苦労してベランダに笹を括りつけると、今度は枝に飾りをつけはじめた。一つずつ折り紙で作ったらしい。鮮やかな色が夜の街と緑の笹に映える。
「そんな季節なのね」
「十和姉も書く?」
 従弟が指差した食卓の上には、短冊とペンが転がっている。その何本かは既に書き込まれていた。
 十和子は持参したビールのタブを空け、一口飲んでから短冊を手に取る。ベランダから吹き込んだ風が、右手にぶら下げたそれを揺らした。
 願いは自身と大切な人たちの健康。
 もう一枚は、愛娘の無事と幸せを願うもの。
 十和子は少しだけ微笑んで、自分用にペンを取った。

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暑い暑い夏が来る

未分類 2008/07/03

つみたんがかわいすぎる件について。

ちょっとなにそのナイスくびれとナイスヘソ。


妄想旋廻煩悩全開そんな第45回。


■本編
アリメグ勝てマシータ。
すっげギリギリでやんのー…
今のチームに加入した当初からアリメグはソロ撃破ってことになっていたのですが、ホントに勝てると思わなかったよ!
まーしゃるさんたちありがとう! ありがとう!!


■闘技大会
PMさんのクオリティの高さに負けた。
味方に負けたと言わざるをえない。
打ち合わせしてねーのに3人それぞれキャラ付け違うでやんの。

勝敗?
運の要素がでかいから再々更新きたら負けるかもね。(→確定してしまいました)
更新直後に荒野に立っていたのはユーグ氏でした。
再更新後に荒野に立っていたのは紙袋でした。

アイアム人間爆弾。

再更新前はエニシダさんのハリセンボンとかで紙袋一掃されておりましてん……
あんな当たるとかアホですか…
本当に運だったと思います。紙一重。
それくらい相手三人の格が上。

というか、負けるの前提であのネタだったんだ…(アホ三人)

○次回の追加変更予定
・[変更]戦闘離脱前効果にも一部を除き「特殊なルール>効果の重複」を適用

そして人間爆弾本格死亡のお知らせ。


更新前のほうが結果良かった気がするんだ…
そりゃ闘技は負けてるけど、闘技は闘技だし。
本編のほうが大事でしょや。
イディさんところは再更新で勝敗ひっくり返ってるんだよねー…

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父と子の往復書簡・45日目

時計 2008/07/02

お父さんへ

お元気ですか。
お手紙ではおひさしぶりです。
しばらく十和子さんに携帯で連絡するばかりで、しばらくお手紙を書いていませんでした。
ごめんね。

そちらはもう梅雨に入ったと思います。
こちらは遺跡の中なので、いまひとつ季節感がありません。
春になれば花が咲くし、冬になれば落ち葉が積もると思うんだけど、日本のようにはっきりとした四季ではないようです。
砂漠はいつも暑いし、山はいつでも緑だし。
人口建造物の中に砂漠や山がある時点でおかしいんだけどね。
それでも最近は少し湿っぽいかな。
水の守護者のところに向かっているからかな?

今、私はみなさんと離れて一人で行動しています。
というのも、私だけ水の宝玉を持っていないからです。
みなさんは宝玉三つ持っていて、私は二つだけなの。
一人だけリソース少なくて足手まといになるのは嫌なので、水の宝玉を取りに行くことにしました。
本当のことを言うと、一人では行動したくありません。
広くて薄暗い回廊を独りで無言で歩いていると、とても不安になります。
音楽でも聴けば気が紛れるのかもしれません。
だけど突然の襲来のことを考えると、周りの音が聞こえないのは不利です。
誰かと一緒にいればおしゃべりもできるのにね。

こんなに心細くなったのは、鬼城さんたちと別に行動することが決まった日以来です。
鬼城さんやエリカさんたちは私なら大丈夫と言って送り出してくれました。
あの日に比べれば、私も少しは戦うことに慣れたかもしれません。
だけどね、やっぱり怖いんだ。
自分の身を守るためとは言え、誰かを傷つけるって怖いことだよね。
そして、それに慣れちゃう自分はもっと怖いよね。
そんなこと言ったら他のみなさんには笑われるかもしれない。
お父さんならこの気持ち、わかってくれるかな?

ん、湿っぽい話してごめんなさい。
雨続きの中、体調を崩したりしていませんか?
夏風邪はたちが悪いので気をつけてください。
それと、変なもの食べたりしないでね。

私はもう少しで水の守護者のところに辿り着きます。
できれば話し合いで済ませたいな。
無事帰れたらまたお手紙します。

ではまた。


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設定まとめ

未分類 2008/06/23

日記が裏設定のほうに食い込んできているのでまとめてみる。
設定厨乙という人はスルー推奨。

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遅れまくり雑感

未分類 2008/06/22

さすがにな…水曜から土曜まで飲む約束入ってるとか、いくら好きでもどうなんだと思わないでもないんですよ。
月曜と火曜は一人で飲んでたし。酒浸り一週間。
うん。
調子よくなった途端にこれなんだから、バカにつける薬はないと思います。
しかし自重する気はない!

そんなPL事情はどうでもいい44日目。


■本編とか闘技とか戦闘周り
レイアウト変更で見やすくなった…のか?
前のほうがカオスな感じがして好きだったかなー
ただ、うちの環境だと、長くなるとブラウザの挙動がおかしくなるんですよね…
IEじゃないのが悪いのか…

本編はこちらは問題なし。
イディアさんたちはデュエル戦であります。
応援してる!(・ω・´)


しかしなんつーか。
闘技見てつくづく思ったけれど、敏捷系の人の行動回数はマジで怖いな…
こっちはヘイスト・フルブルーム・フロートイメージそれぞれ2回がけでようやく3回行動。
敏捷系じゃないからそこまでSPDにこだわる必要もないんだけれど。

ところで次回の闘技。

現在 4 勝
ヒゲとボイン
ジャスミン毒島(50)
ユーグ・F・アイヒベルガー(212)
金雀枝(587)

PMと泣いてるんだけど、どうしようね?


次回はアリメグ戦なのに、それ以外のほうが気になって仕方がない。
とりあえず自分のことで手一杯。
7月と8月は遊びの予定で頭が一杯。
仕事が忙しいとか言える口は持ってません。
絵を描くのをやめてからはだいぶ気持ちも時間も余裕できたけれど。
偽島見て回る時間ひねり出さないとねー

父と子の往復書簡・44日目

時計 2008/06/18

 開いて閉じて、また開く。
 携帯電話の待受画面にはいつもと同じ画像が表示されるだけ。何を待っているわけでもないけれど、あまりにもの変化のなさが少しだけ寂しい。
 元より友人が多いほうではない。一日に来るメールの数などたかが知れていたが、島に来てからは驚くほど来なくなった。十和子からの定期連絡と、思い出したようにぽつぽつと来る友人からの消息伺い。それも長くは続かず、二、三度の往復で途切れる。他は皆無に等しい。
 不思議なことに、遺跡の中でもアンテナが立つ。感度はあまりよくないが、完全に圏外ではないようだ。電波塔や発電設備が見当たらないのに、どうして電話が通じるのか。何が起こっても不思議でないこの島で、いまさら気にしても仕方がないのかもしれない。同じように携帯電話を持ち込んでいる式村彩に聞いてみたら、「通じればいいんじゃない」というような返事だった。
 ――菅原さんたち、大丈夫かな。
 電話が通じるなら連絡も容易だが、あいにくと仲間の番号を知らない。そもそも、携帯電話を所持しているのかどうか聞いたこともない。仲間の少年も高校生のようだから、持っていてもおかしくはないのだが。
 ――外出た時にでも聞いてみよう。
 アンテナが一本だけの携帯電話を閉じる。閉じて、思い直してまた開き、メールを打つ。宛先は蒼凪十和子。父の従姉にあたり、零の姉代わりのような女性だ。彼女に連絡を取れば、父親の消息も大体わかる。父親は何故かメールを嫌がるので、連絡を取るとなると電話か手紙を書くしかない。気持ちはわからないでもないが、正直言って面倒な気持ちもないわけでもない。
 少し長いメールになりそうだった。壁にもたれ、両手で電話のキーを打つ。本当は遺跡の中で、立ち往生しているのはよくない。どこに何が潜み、いつ襲いかかってくるかわからないからだ。
 首から垂らしたイヤホンは音楽を流し続けている。爽やかな歌声と疾走感のあるサウンド。大音量で聴きたいが、今は外の音を遮断するわけにはいかない。
 メールを打ち終わり、携帯を左右に振ってみて、地面に向けてみて、天井にかざしてみる。アンテナが良好な場所を探して、あちらこちらに小さな機械を向けてみる。
「あ」
 辛うじて電波をつかまえ、メールを送信したところで声が漏れた。バッテリー残量を示すメーターが短くなっている。見れば、愛用のポータブルオーディオも電池残量がわずかだ。
「どうしよう」
 なくなって困るわけではないが、まったくないのも心もとない。予備の電池パックはない。雷が操れるという仲間に充電を頼んで預け、そのままになっていた。
 零の目がさまよい、床に横たわる鳥の姿を捉えた。突然襲ってきたので、思わず撃墜してしまった霊鳥だ。探索者たちがサンダーバードと呼び、その電光石火の早業を恐れている鳥である。今は零の魔術に身を打ち抜かれ、腹を天に向けて横たわっている。
 しかし、あっさり魔術に屈したとはいえそこは霊鳥。ただの鳥とは地力が違う。か細いながら息は絶えていない。たくましい体の表面に、幾筋もの細い紫電を這わせている。放っておいても死ぬことはなさそうだ。
 少しだけ考えて、
「やってみるだけやってみよ」
 携帯電話とポータブルオーディオを霊鳥の腹の上に置いてみた。

 そして少しずつ回復していくバッテリーにこっそりほくそ笑むのであった。

ハストゥールの風

未分類 2008/06/13

イアイア

闘技大会4回戦
かなたちゃんに手を上げるなんてできません。
手を出したらSANチェック。
そんなマイナーネタはともかく。

光PTとは相性悪くないはずなんだけど、SP枯渇で見事に王手。
HAHAHA!

>・こちら側のペットが落ちる

アンパンは生きてないからペットじゃない。


■本編
葉子さん、お料理ありがとうございました!
これで後顧の憂いなく先に進めます。

で。
前回からソロでもぞもぞやってるわけですが。
光飾装備してんのに、サンダバの光攻撃がそこそこ通っている。
あれー?

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父と子の往復書簡・43日目

時計 2008/06/12

 ――刻まれた印は何の為?


 伸べた両掌は空。かつてそこに手を重ね合わせてくれた存在はない。二つの名を呟くが、辺りの空気はさざめくことなく静寂を守る。
 本当に、ひとり。
 羽織っている薄衣の前を合わせて顔を埋める。精霊の力で浄められた衣からは、柔らかな波動が感じ取れる。作ってくれた人の真摯な想いが伝わってくる。
 本当はひとりじゃない?

「お父さん、どうしてるかな」



「ふぇっくしょい!」
「……おっさんくさい」
「十和姉、五月蝿いです」

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お面祭

未分類 2008/06/10

BEAT CRUSADERSの新譜が出てわっしょいしてたらいつの間にやら更新日前日。
今月はCDリリースラッシュとチケット確保に必死で偽島なんかどうでm

すんません、宣言だけはやりますんでボコるのだけは勘弁したってください。
いや、何か書いておかないと、前回のミスに超凹んでるんじゃないかと勘違いされるかと思って。

過去ログ見たら、1年近く前もお面バンドのことを書いていた。


さて、宣言しないとー

アホがいます

未分類 2008/06/05

闘技台詞ミスったwwww送品までミスったwwwwwアホwwwwww


やっちまった…orz


ひさしぶりに日記メッセ全部入れられたと思ったのになぁ。
アハハハ。

ロザリーさん、当方のミス、大変申し訳ありませんでした。


恥ずかしすぎてまともに結果見られん…

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